東京慈恵会医科大学 リハビリテーション医学講座
〒105-8471 東京都港区西新橋3-19-18
TEL 03-3433-1111(代)
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リハビリテーション医学とは

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reha2リハビリテーションという言葉は、医療の世界では勿論のこと、福祉や一般社会の中でもよく聞く言葉だと思います。リハビリテーションという言葉には、”障 害を受けた者を回復させる”という意味があり、その回復の範囲は身体的、精神的、社会的、職業的、経済的な能力を含んでいます。
この中でリハビリテーショ ン医学が対象とするのは、特に身体的側面に生じた障害の回復に関しての治療です。
したがって、私たちの科の仕事を端的に表せば、”障害を最小化し、残存能 力を最大化するための治療と予防の医学”ということができます。すなわち、患者さんの障害をできるだけ軽減し、さらに残された患者さんの能力を最大限引き 出し、それにより可能な限り人間として望ましい生活ができるように医学的側面から治療・支援することが私たちの使命です。

 

生活再建のための医学的治療—–人間は生活できることが大事

医学や医療技術の進歩にしたがって、私たちの寿命は飛躍的に延びましたが、その一方で健康寿命との差は広がっています。健康寿命とは、元気に自分のことは 自分でできて生活できる期間のことですが、命は助かったものの病気の後遺症や慢性疾患罹患のために、思うように体が動かせなくなり、従来の生活が著しく制 限されてしまう患者さんが増えています。リハビリテーション科は、原因がなんであれ、従来行われていた生活が制限された患者さんに対して、あらゆる手段を 用いてその生活再建のための医学的治療を行う科です。まさに本学の開学理念”病気を見ずして病人を診よ”を具現化する診療科であると自負しています。

対象疾患は脳血管障害や骨関節疾患が多い—体が動けなくなる状態はすべて対象

リハビリテーション科で治療される患者さんの原因疾患は、脳血管障害(脳卒中)、頭部外傷、脊髄損傷、関節リウマチを含む骨関節疾患、神経疾患、脳性ま ひ、四肢切断、慢性呼吸器疾患、心筋梗塞後などが多いですが、原因疾患によらず、とにかく体が動けなくなってしまう状態の患者さんならばすべて対象になり ます。例えば急性肺炎で入院された患者さんの筋力が弱くなり、歩けなくなったために、その改善のための治療を行うことはよくあります。最初に挙げた疾患 は、その多くが結果として体が動けなくなることが多く、そのために治療対象になることが多いのですが、原因疾患によらず、結果として生じた障害の治療を行 うのがリハビリテーション科の特徴です。

チーム医療を実践しています—–多職種の専門家による治療

リハビリテーション治療には、リハビリテーション科医、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、義肢装具士、看護師、医療ソーシャルワーカー、他科医師など が係ります。そして一人ひとりの患者さんについて、担当している多職種の専門家が集まって定期的にカンファレンスを行い,治療期間や治療目標についての治 療方針を立てて、その目標に向かってそれぞれの専門治療を行っていきます。

動けない原因は?—–科学的根拠に基づいた原因診断

効率的にリハビリテーションを進めていくためには、動けないことをはじめとする障害の原因を診断することが必要です。これにより、元に戻る可能性がある障 害なのか否かを診断します。診断には、MRI、CT、SPECTなどの画像解析や筋電図、神経伝導検査などの神経生理学的検査を用いながら、障害を生じた 原因を診断し、残存機能を評価すると共に、機能予後を推定していきます。そしてこれらに基づき、リハビリテーション治療を進めます。

障害が残ってしまうともうだめなの?—–生活再建が最終目標

手足の麻痺や筋力低下、感覚障害など、残念ながら障害が残ってしまうことがあります。できる限りこれらの障害を軽減するための治療を行いますが、それでも 残ることはよくあります。しかし、その場合治療がそれで終わるわけではありません。むしろここからがリハビリテーションの本領が発揮されるわけで、それぞ れの患者さんの残存機能や残存能力を最大限引き出す治療をすると共に、生活環境を検討した上で、より質の高い生活が送れるように支援します。

東京慈恵会医科大学
リハビリテーション医学講座

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