「脳卒中マヒが改善する! 腕と指のリハビリ・ハンドブック」
2012年03月01日
「脳卒中マヒが改善する! 腕と指のリハビリ・ハンドブック」が、監修/安保雅博 で平成23年9月5日に発売されました。
……私はリハ ビリテーションの意義は、現状維持のケアではなくて、少しでもよくすることだと考えています。臨床の現場では、発症から6ヵ月を過ぎた以降は、維持期とい われていますが、これはもうよくはならないという夢も希望もない言葉です。現在では、脳画像の進歩や集中訓練や磁気刺激療法などの普及もあり、「180日 過ぎるとよくならない」という定説が変わりつつあり、上肢の機能改善が世界的に注目され始めました。この本では、東京慈恵会医科大学で強力に推し進めてい る上肢リハビリテーションを、さらに自宅で毎日取り組めるようにプログラムされたものを紹介しています。(はじめにより)