安保雅博教授の患者様から嬉しいメッセージが届きました。
安保雅博教授の患者様からうれしいメッセージをいただきました。
cloudicaのボーカル一瀬友華さんは約9年前から安保教授の外来にかかっている患者様です。
【安保雅博教授からのコメント】
ニコニコ笑って2013年に私の外来に来られたことはよく覚えています。全く話せず、理解も悪く重度の失語症の患者さんでした。若いからこれから時間がかかるけど、よくなる可能性は十分あるから、頑張って訓練しましょうと話したことも覚えています。経頭蓋磁気刺激治療(rTMS治療)も何回もしました。あれから9年経ったのですね。改善を続けています。歌手にも戻ったと、、、ものすごい歌唱力、聞いてあげてください。
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【一瀬友華さんからのメッセージ】
cloudicaのボーカルの一瀬友華です。
私は10年前に脳梗塞になりました。
高速道路で運転中になったのですが、結局何で脳梗塞になったのかは原因が分りませんでした。
デビューして毎日歌を歌ってたのに、ある日気付いたら知らないベッドで言葉が出ず、身体も半分動きませんでした。
そこからは毎日リハビリの繰返し。
色々な人達に支えて頂き、rTMS治療など試せるものは出来るだけ試して来ました。
もちろん、安保先生の本も買いました(感謝)
最初は「あ」しか言えなかったけど、少しずつ喋れるようになると共に「もう一度歌を歌いたい」という気持ちが強くなって来ました。
今まで私を支えてくれた人達に恩返しをするには何が良いのか?
私に出来る事は何か?と考えた結果、歌う事だと思いました。
まだ全然喋れないし、歌詞も直ぐに間違えちゃうけれど‥‥
お客さんの前で失敗するのは怖いけど、今は勇気を出してステージに立っています。
喋れないから「外国人ですか?」って聞かれる事もあります。
でも、それが今の私なので胸を張って楽しく生きて行きたいです。
私の歌ってる姿を見て、少しでも皆さんの勇気になれば!と、これからも頑張って行きます。